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知事・市長会議について

ごあいさつ

風光明媚な多島海であり、日本人の心の故郷とも言える瀬戸内海。19世紀後半、瀬戸内海を旅したドイツの地理学者リヒトホーフェンが、「世界中でこんなに美しい所はない、後世の文明の発達がこの美観を破壊しないことを祈る」と述べるほど、その美しさを誇っていました。

しかし、昭和40年代の高度成長期に入ると、沿岸部を中心に工場や人口が集中し、水質汚濁や赤潮などの問題が深刻化しました。「瀕死の海」とも呼ばれた瀬戸内海を、元の美しい海に戻そうと、兵庫、広島、香川の3県の知事が提唱し、昭和46年に設立されたのが、この瀬戸内海環境保全知事・市長会議です。

以来、広域的な相互協力により、昭和48年の瀬戸内海環境保全臨時措置法(現 瀬戸内海環境保全特別措置法)の制定や総量削減の導入などの成果をあげてきました。

その結果、瀬戸内海の水質は大きく改善し、「きれいな海」は実現しました。しかし、藻場・干潟の減少、漁獲量の低下、底質改善の遅れ、海ごみなどの大きな課題に直面しており、「豊穣の海」とは言えない状態です。

このようななか、瀬戸内海環境保全知事・市長会議は豊かな海の再生に向け、平成16年から新たな法整備を求める活動に取り組み、平成19年には約141万人の署名を集め国に提出しました。瀬戸内海を愛する皆さんの努力により、平成27年9月に、瀬戸内海環境保全特別措置法の改正が実現しました。瀬戸内海を豊かで美しい里海として再生する大きな一歩を踏み出したところです。

かけがえのない瀬戸内海を、私たちの子や孫の世代にバトンタッチできるように、ともに力を合わせてがんばっていきましょう。

瀬戸内海環境保全知事・市長会議

  議 長 sign

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