瀬戸内海環境保全知事・市長会議では、５月１９日に開催した幹事会において、「瀬戸内海を豊かで美しい里海として再生するための提案書」を決定し、１８項目の実現について、６月下旬から７月上旬にかけて環境省をはじめとする関係省庁並びに各府県選出国会議員に対して提案活動を行いました。

 ■提案項目

１　藻場、干潟等の浅場の整備について

２　底質の改善について

３　海砂利採取をめぐる課題への対応について

４　生物多様性及び生産性の確保に向けた取組の強化について

５　海域の状況に応じた汚濁負荷の削減と高度な栄養塩管理について

６　瀬戸内海環境保全特別措置法の許可手続の見直しについて

７　赤潮対策の確立について

８　生活排水対策の推進について

９　下水道整備に対する特別措置について

10　船舶航行の安全対策及び海洋汚染の防止対策の強化について

11　森・里・川・海の連携による環境の改善について

12　海域及び海浜のごみ等の処理に係る総合的対策について

13　プレジャーボート対策の推進について

14　里海として再生するための水産業の振興について

15　瀬戸内海の再生に向けた調査・研究体制の整備について

16　瀬戸内海の再生に向けた住民参画の仕組みづくりについて

17　里海再生関連事業の充実について

18　瀬戸内海を里海として再生するための取組に係る財政上の特別措置について